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フェイト 4th

カテゴリー:TURN LAND

実施年度:2025年度

    参画施設・団体

    フェイト

    小・中・高校生で発達について支援が必要なこどもを対象に、学習支援や居場所づくりなどのサービスを提供している施設。

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    フェイトは、杉並区にある放課後等デイサービス。こどもたちのありのままを受け入れ、それぞれのこどもの学習進度、学力に合わせた学習支援や、同じような課題を抱えているこどもたちが、楽しく一緒に活動できる居場所作りを行っている。

    株式会社 フェイト 公式ウェブサイト

    http://fate201210.php.xdomain.jp

    活動紹介

     

    高円寺を拠点に地域でアート企画をコーディネートする大黒健嗣とフェイトの職員が協働し、フェイトに通うこどもたちをはじめ、フェイトの卒業生や地域の人と体験を共にできるダンスフロアの場を開くことを目指し、今年度はオリジナルの楽曲制作や衣装づくりなどに取り組む。

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    これまでの活動
    2024年度
    https://turn-land-program.com/case_post/28fate_2024/
    2023年度
    https://turn-land-program.com/case_post/18fate_2023/
    2022年度
    https://turn-land-program.com/case_post/06mikannokifate_2022/

    プロジェクトメンバー

    活動記録   

    プロジェクトの動き

    2025年

    2025年5月22日(木)、5月23日(金) 会場:大黒のオフィス、フェイト

    企画会議と現状共有/本番会場候補地視察


    アーティストの大黒健嗣と事務局メンバーが、大黒が運営するオフィスに集い、近況の共有と合わせて活動内容について話し合った。その後、プログラム本番の会場候補地を視察した。翌日、フェイトにて職員の目黒英之と岸雅博、事務局メンバーが集い、2025年度の活動について話し合った。

    利用者たちとの関係性の築き方について想いを語るアーティストの大黒。自身のプロジェクトに職員や利用者が訪れられる状況を作ることが双方にとって魅力的な方向に展開していく契機をつくるのではないかと展望を語った。
    大黒の意向を踏まえ、職員からプログラムに対する希望や提案などを伺った。写真左から職員の岸、目黒、事務局メンバー2名。
    会場候補地で施設職員と偶然遭遇した時の様子。変容する街の話で盛り上がった。写真左から大黒、事務局メンバー2名、フェイト職員の目黒。

    2025年6月5日(火)13:00〜17:15 会場:フェイト

    利用者との交流


    施設職員の提案により、アーティストの大黒健嗣が送迎に同行することになった。養護学校から施設までの車に同乗し、道中を含めて利用者と交流を堪能した。

    車中、思い出に残っているフェイトでのイベントについて話す利用者と、それを微笑ましく聞く大黒。今回の送迎を通じて、利用者の特性に配慮して毎回座席が決められていることなど、アーティストにとって新たな気づきを得る機会となった。
    車を降り、大黒は利用者の一人と手をつなぎ施設へ向かった。利用者と大黒は楽しそうに話しながら歩いた。
    この日、施設では「音楽週間」というプログラムが行われており、利用者たちは職員の声に合わせてリズムに乗り、体を動かして楽しんでいた。アーティストもその輪に加わり、利用者と一緒に音楽の時間を楽しんだ。