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みかんの木/フェイト 1st
カテゴリー:プレLAND
実施年度:2022年度
参画施設・団体
放課後等デイサービス くるみの木・みかんの木 / 放課後等デイサービス フェイト
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みかんの木(知的障害児・肢体不自由児を対象に、日常生活訓練や、集団での療育を行っている施設)
フェイト(小・中・高校生で発達について支援が必要なこどもを対象に、学習支援や居場所づくりなどのサービスを提供している施設)
くるみの木・みかんの木、フェイトは、杉並区にある放課後デイサービスです。それぞれの施設では、発達について支援が必要な子供を対象に、学習支援や居場所づくりなどのサービスを提供しています。アーティストを招いて音楽ワークショップをしたり、地域コーディネーターたちとの交流をしたりしながら、放課後デイサービスの特性を活かしたアートプログラムについて思考します。
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放課後等デイサービス くるみの木・みかんの木 http://kuruminokai.jp/
放課後等デイサービス フェイト http://fate201210.php.xdomain.jp
活動紹介
杉並区にある放課後デイサービス「みかんの木」と「フェイト」は、これまでのアーティストとの交流経験(※)をもとに、引き続き活動の方向性を模索する中で、「継続的なアートプログラムの運営の仕方」や「18歳までしか通うことのできない放課後デイサービスの現状に対して、卒業後も通えるような場所としてのアートプロジェクトづくり」といった期待や課題感も浮かび上がった。
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放課後デイサービスは、こどもの利用時間が短いため、活動としてできることが制限されるほか、両事業所とも小規模な施設であるため、スペースも限られてしまう。みかんの木では、「プログラムに対応する運営体制を作るのは難しいかも」という懸念もあり、同法人のくるみの木やフェイトなどの近隣の放課後デイサービスとの連携の可能性を探りながら企画の構想を進めた。
身体や言語に障害があるこどもたちにも享受しやすい音楽系のプログラムを展開したいというみかんの木の職員の意向で、サルサ音楽やダンスを専門とするアーティストユニット「パポとユミ」との交流が始動。サルサのダンスワークショップでは、知らない音楽にも関わらず、こどもたちの積極的な反応が見られ、空間がダンスフロアに様変わりした。
両施設の見学から交流を始めた地域コーディネーターの大黒健嗣は、パポとユミとこどもたちのワークショップの経験を通して、DJイベント「オーロラ・ダイバー・ポート」をフェイトで企画。「宇宙人との交流に向けた準備」という設定に本活動を位置付け、オーロラ・リッチ・ブラックと名乗る大黒本人がDJとして登場した。「宇宙人と地球人が交流する港」を考える第一歩としてこどもたちとのダンスフロアを実施することで、障害者と健常者の差異を超えた交流イベントを作り上げた。
※「みかんの木」は、前身のTURN 事業に参加し、アーティストとの交流を重ねた経験がある。
プロジェクトメンバー
活動記録
コーディネーターとアーティストの動き
2022年
- 10月4日
- コーディネーターがみかんの木を訪問
- 10月24日
- コーディネーターがフェイトを訪問
- 11月16日
- コーディネーターが、アーティストの大黒さんが主催する「うちゅうラボ」の活動を見学
- 11月9日
- 11月21日
- 大黒さんがフェイトで打ち合わせ
- 11月24-25日
- 12月18日
- オンラインで打ち合わせ
- 12月27日
- 「パポとユミ」ワークショップ@みかんの木 ※新型コロナウイルス感染症により < 中止 >
2023年
- 1月30日
- 2月15・27日
- 「パポとユミ」ワークショップ@みかんの木
- 3月9日