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ラ・マノ 3rd
カテゴリー:TURN LAND
実施年度:2024年度
参画施設・団体
クラフト工房La Mano(ラ・マノ)
障害のある方が手仕事の物づくりを担う染織とアートの工房。
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ラ・マノは、町田市の住宅街の里山のような森の中にあり、障害のある方が手仕事の物づくりを行っている場所。藍や草木で糸を染めたり、染めた糸を使っての織り、刺しゅうなどのクラフト製品の制作や、小さなアトリエで個々の豊かな表現活動を行っている。
クラフト工房LaMano 公式ウェブサイト
https://www.koubou-lamano.com/
活動紹介
アーティストの水内貴英と職員や利用者、そして地域の人々が「個々人の楽しみを大切にしながら、地域の人々とも協働できる機会」をつくることを目指す。
プロジェクトメンバー
- 水内 貴英(美術家)
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高野 賢二(ラ・マノ 施設長)
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三澤 稔生(ラ・マノ 職員)
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齋 ジュリア 愛(ラ・マノ 職員)
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森田 麻美(ラ・マノ 職員)
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TURN LANDプログラム事務局
活動記録 ともに在る場所
2024年6月5日(水)15:00~18:00 会場:クラフト工房La Mano(ラ・マノ)
顔合わせと現状共有
施設の現状共有とプロジェクトの方向性を検討する
町田市にあるラ・マノは、緑に囲まれた豊かな環境の中に染織などの工房があり、普段は障害のある方が手仕事の物づくりを行っている。本事業TURN LANDへの参画は今年で3年目を迎える。
今回の顔合わせにはこれまでの担当職員のほか新たな職員も参加し、体制がより充実した。ラ・マノは昨年、一昨年とアーティストの水内貴英と協働し、施設の敷地内にあるユーカリの巨木を囲むテラスを制作した。これにより、利用者や職員が日々の活動の延長線上でプログラムに関わる場が生まれた。今年度はテラスの活用を軸に、地域の人々との協働も視野に入れ、利用者や職員をはじめ関わる人それぞれが喜びを見いだせる場づくりを目指す。
本事業の前身となるTURN事業から参画しているラ・マノ職員は、「これまでの経験や繋がりを活かし、事業終了後も続けていかれるようなプログラムにしていきたい」と意気込みを語った。



photos: Ayaka Umeda
2024年7月23日(水)15:00~18:00 会場:クラフト工房La Mano(ラ・マノ)ほか
企画構想会議
地域との連携を視野にプロジェクトの企画構想をする
アーティストの水内貴英がラ・マノを訪問し、職員と企画構想会議を行った。昨年から制作を続けてきたユーカリの巨木を囲むテラスに、利用者との協働作業を通じて階段やタイル装飾を施し、完成させたいというアーティストの意見や、テラスのお披露目と共に施設の魅力を外部の人に知ってもらえるようなツアー企画をしてみたいという職員からのアイデアが出てきた。また、今年度は地域との連携も視野に入れ、ラ・マノからほど近い所にある医療モール「薬師台メディカルTERRACE」を訪問し、地域に開いた医療モールの取り組みについて話を伺った。今後、企画の広報やプログラム面での協働の可能性を探っていく予定だ。



photos: Ayaka Umeda
2024年9月17日(火)、18日(水) 会場:クラフト工房LaMano(ラ・マノ)
共働作業日
3年がかりで実現した新たな交流拠点
水内がラ・マノを訪れ、一昨年から制作を続けてきたユーカリの巨木を囲むテラスに階段やスロープ、タイル装飾を施す作業に取り組んだ。利用者は水内の訪問を毎回楽しみにしており、荷下ろしなどの準備をはじめ、入れ替わり立ち替わり作業に参加し、テラスが完成した。水内が制作当初に思い描いていた「最終的にみんなが関わった、みんなの場所として、外部からの来訪者を含め、誰もが滞在できる場所を作る」というビジョンは、プロジェクトを協働するなかでプロジェクトメンバー全員の願いとなり、10月には完成したテラスのお披露目をするツアー企画を開催することとなった。



3年目の今年はスロープや階段、床のタイルが付け加えられ、ユーカリのテラスは完成した。
photos: Ayaka Umeda
2024年10月27日(日)10:30~16:00 会場:クラフト工房La Mano(ラ・マノ)
企画実施
職員と利用者の「やってみたいこと」を盛り込んだツアー企画を実施
水内を中心に職員と利用者が協働して3年がかりで作り上げたユーカリのテラスをお披露目するツアー企画「こころ躍る!La Mano ツアー」を実施した。ラテンミュージックバンド「La Maña (ラ・マーニャ)」をゲストに招いたテラスでの演奏やダンスをはじめ、職員や利用者が考えたワークショップなどを盛り込んだ。地域に住む家族連れやラ・マノを初めて訪れる人など参加者の顔ぶれも多様だった。
特別なツアープログラムの中にラ・マノで普段取り組んでいる作業も組み込むことで、慣れ親しんだ空間のなか、職員も利用者もリラックスした状態で参加者と交流できる時間が生まれた。その関係ができたことで、従来の施設行事のやり方とも違う、みんながやりたいことを盛り込んだ主体的な企画を協力して実現することができた。





photos: Ayaka Umeda
2025年3月27日(木)
記録の公開
今年度の活動の様子を映像にまとめました。
プロジェクトのプロセスや企画実施時の様子、プロジェクトメンバーの振り返りのコメントなどが収録されています。
また、今年度の活動記録冊子でも活動の様子を紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
2024年度に実施したラ・マノの活動記録動画。 ※動画には字幕とナレーションと手話を付けています。
2024年度の活動記録冊子。 ※PDFをダウンロードしてご覧いただけます。