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はぁとぴあ 2nd

カテゴリー:TURN LAND

実施年度:2023年度

    参画施設・団体

    渋谷区障害者福祉センター はぁとぴあ原宿

    知的障害者・身体障害者を対象とする入所支援、通所の生活介護や児童発達支援などの福祉施設。

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    はぁとぴあ原宿は、施設入所支援、生活介護(通所)、短期入所、日中一時支援、児童発達支援などの支援を提供する渋谷区の中核となる障害児者支援施設です。アーティストと利用者、職員とが互いに表現を介して対話を重ねながら、屋上にある菜園を拠点としたアートプロジェクト「原宿荒野」を展開します。

    社会福祉法人 友愛学園
    渋谷区障害者福祉センター はぁとぴあ原宿 公式ウェブサイト

    https://www.yuaigakuen.or.jp/office/heartpia-harajuku/

    活動紹介

    ※現在、企画内容を調整中です。

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    活動記録   

    プロジェクトの動き

    2023年

    2023年7月6日(木)16:30~18:30 会場:はぁとぴあ原宿

    企画構想会議1   TalkTreeWORKSHOP®

    ツリー(Talk Tree)を作りながら今年度の活動を考える


    原宿にある障害児者支援施設はぁとぴあ原宿に通うアーティストの永岡大輔は、前身のTURN事業の期間も含めると4年ほど活動を継続している。コロナ禍で対面の活動ができない際にはオンラインで、そして昨年度はリアルで、利用者が職員や外部ゲストの似顔絵を描く活動を行ってきた。
    そんな交流期間の長いはぁとぴあ原宿と永岡が、TURN LANDプログラムの2年目を迎えるにあたり、改めてこれまでを振り返りつつこれからの展開を一緒に考えていくために、「TalkTreeWORKSHOP®」(※)を実施した。

    ワークショップに参加したアーティストの永岡大輔(右)とはぁとぴあ原宿職員の頓所武士(左)
    屋上も地下もあるはぁとぴあ原宿の建物をイメージして、縦に長く繋がっている木を作った。
    地域の課題(オレンジ色の付箋)には「地域の人が何の施設かわかってない」「生活者の気配が少ない」といった、原宿に位置する施設ならではのコメントが。「届けたい想い」を表す実の部分には「幸せな気持ち」「幸福感」という言葉が出てきた。
    長い期間実施していても、関わりのある職員以外の職員に活動を共有するのが難しいという現状も。今年度はより職員や地域の人との関わりを増やしていきたい、という意見が出てきた。

    今年度は秋に開催される施設のお祭りで、これまで継続してきた「似顔絵」をやりたいという具体的なアイデアが出た。また、施設の屋上には畑があり、都心とは思えないゆっくりとした時間が流れている。昨年度はこの屋上にドーム型の小屋を作ったので、今年度はそれを活用しながら活動を展開していきたいという意見が交わされた。

    ※ TalkTreeWORKSHOP®は、組織や人を1本の木に見立て、自分たちの活動が誰のために、何のためにあるかについて考え、積極的なコミュニケーションを促すことを目的としたもの。Talk Treeを考案した加藤未礼がファシリテーターを務め、今年度のプログラム参画施設・団体でそれぞれ実施している。