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La Mano 2nd
カテゴリー:TURN LAND
実施年度:2023年度
参画施設・団体
クラフト工房La Mano
障害のある方が手仕事の物づくりを担う染織とアートの工房。
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La Manoは、町田市の住宅街の里山のような森の中にあり、障害のある方が手仕事の物づくりを行っている場所です。藍や草木で糸を染めたり、染めた糸を使っての織り、刺しゅうなどのクラフト製品の制作や、小さなアトリエで個々の豊かな表現活動を行っています。様々な分野のアーティストを施設に招き、職員のコーディネーターとしての人材育成も兼ねたアートプロジェクトを実施します。
クラフト工房LaMano 公式ウェブサイト
https://www.koubou-lamano.com/
プロジェクトメンバー
- 水内貴英(美術家)
-
La Mano職員
活動記録 ジョニーのアフタヌーンブレイク
2023年7月25日(火)16:15~18:00 会場:クラフト工房La Mano
企画構想会議1 TalkTreeWORKSHOP®
ツリー(Talk Tree)を作りながら今年度の活動を考える
これからのTURN LANDプログラムの活動を考えるにあたり、クラフト工房La ManoでTalkTreeWORKSHOP®(※)を実施した。参加したのは、La Mano施設長の高野賢二と職員9名。La Manoで長年働くベテラン職員から若手まで、また、昨年度TURN LANDプログラムに関わった職員もそうでない職員も含め、それぞれの立場から意見交換を行った。
昨年度を振り返ると「メンバー(利用者)がフラメンコを楽しそうに踊っていた」「メンバーの新しい側面が見えた」などの感想があがり、「(昨年度La Manoの庭につくった)ウッドデッキに行きたいというメンバーも出てきた」など実施後の利用者の反応も多く語られた。
日頃感じている地域の課題について聞くと、「住宅街なので交流が少ない」「La Manoのことを(地域の人が)知らない」という意見があがり、「いろんな人がいても認めてもらえる」「健康で気持ちよく働けて生きていける」地域が、理想像として共有された。



今後の展開については、「地域の方々」や「(La Manoが行っている)染織に興味がない人」も含めた「多くの人にLa Manoを知ってもらいたい」という希望があがり、具体的には「音楽」「踊り」「お祭り」など、いろいろな人が楽しみを共有できるプログラム案が出てきてイメージを膨らませる場となった。
※ TalkTreeWORKSHOP®は、組織や人を1本の木に見立て、自分たちの活動が誰のために、何のためにあるかについて考え、積極的なコミュニケーションを促すことを目的としたもの。Talk Treeを考案した加藤未礼がファシリテーターを務め、今年度のプログラム参画施設・団体でそれぞれ実施している。