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さくらんぼ 2nd

カテゴリー:プレLAND

実施年度:2023年度

    参画施設・団体

    豊島区立心身障害者福祉ホームさくらんぼ

    心身障害者の自立助長のための日常生活の援護、支援を行う施設。

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    さくらんぼは、豊島区在住の心身障害者の方が保護者の死亡・高齢化・疾病などの理由で、就労または福祉作業所等への通所が困難となった場合に、住み慣れた地域で生活ができるよう、自立助長のための日常生活の援護、支援を行う施設です。アーティストとさくらんぼの職員たちがアート・プログラムを共創します。

    社会福祉法人 恩賜財団 東京都同胞援護会
    心身障害者福祉ホーム さくらんぼ 公式ウェブサイト

    https://doen.jp/introduction/handicap/sakuranbo

    活動紹介

    ※現在、企画内容を調整中です。

     

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    活動記録  

    プロジェクトの動き

    2023年

    2023年6月26日(月)10:30~12:30 会場:さくらんぼ

    企画構想会議1   TalkTreeWORKSHOP®

    ツリー(Talk Tree)を作りながら今年度の活動を考える


    職員11名とインターン学生1名の計12名で「TalkTreeWORKSHOP®」(※)を実施した。TURN LANDプログラム担当者はもちろん、園長、副園長、TURN LANDプログラムをまだ経験していない職員も参加し、施設でのアートプロジェクトの可能性について意見を交わした。
    池袋駅から徒歩圏内という施設の環境の話から始まり、地域での施設の役割など地域住民との交流を見据えた意見が多く出てきた。海外ルーツの人が多く暮らす豊島区で、国籍や言葉を超えた交流や、多様性について学べるプログラムを実施したいという声もあがった。

    黄色の付箋には「理想の地域」、赤には「どんな価値を提供したいか」、白には「さくらんぼが地域で担う役割」についての言葉が書かれている。
    TURN LANDプログラムに参加したことがない職員も参加し、アートプログラムに期待することについてイメージを共有した。
    普段職員同士ではあまり話さないような、自分の価値観や施設の意義、地域社会の理想イメージなどを多くの職員とゆっくり共有する貴重な機会となった。

    「おはよう」「お帰り」など声を掛け合い、困った時には助け合える理想の地域社会のイメージを共有する一方で、地域住民が「障害特性などへの配慮がわからない」「アートを理解するのが難しい」という不安を抱くことが予想される。そのような不安に対して、「あまり深く考えないで参加できるプログラム」の実施を期待する意見が集まった。

    ※ TalkTreeWORKSHOP®は、組織や人を1本の木に見立て、自分たちの活動が誰のために、何のためにあるかについて考え、積極的なコミュニケーションを促すことを目的としたもの。TalkTreeWORKSHOP®を考案した加藤未礼がファシリテーターを務め、今年度のプログラム参画施設・団体でそれぞれ実施している。