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ロート財団 2nd

カテゴリー:プレLAND

実施年度:2023年度

    参画施設・団体

    ロートこどもみらい財団

    こどもたちが自分らしさを探求できるオンラインコミュニティなどの「居場所」を提供している財団。

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    ロートこどもみらい財団は、現在の教育制度の下で力を発揮しづらいこどもたちのためにコミュニティづくりやアイデア実現に向けた助成金、メンタリングを支援するほか、実践的な学びによってあらゆる領域の専門家や技術に触れ、自身のスキルやアイデアを磨けるようなプログラムの提供を行っています。財団職員の方と相談しながら、アーティストとこどもたちがアートプログラムを通じて出会う場づくりを目指します。

    ロートこどもみらい財団 公式ウェブサイト

    https://future-for-children.rohto.co.jp/

    活動紹介

    ※現在、企画内容を調整中です。

     

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    プロジェクトメンバー

    活動記録nonotone 

    プロジェクトの動き

    2023年

    2023年7月13日(木)13:00~14:30 会場:ロートこどもみらい財団

    企画構想会議1   TalkTreeWORKSHOP®

    ツリー(Talk Tree)を作りながら今年度の活動を考える


    今年度のTURN LANDプログラムの活動開始に向けて、ロートこどもみらい財団でTalkTreeWORKSHOP®(※)を実施した。昨年度の活動を経て、今年度は音楽や踊りなどを活動に取り入れたい、というアイデアがあったことから、ワークショップには他の職員を代表して、代表理事の荒木健史のほか、作曲家の井川丹も参加。今年度の活動計画も踏まえ、意見交換を行った。

    ロート財団の荒木からは、昨年度の振り返りとして、「こどもたちがいつもと違う表現ができた」「保護者がこどもを見る目に変化があった」などの感想が出てきた。昨年度ロート財団の活動には関わっていないが、前身のTURN事業で他施設との交流があった井川からは、「普段できないことに色々チャレンジできる」「深いコミュニケーションがとれる」といった本事業の価値や変化が自身の経験として語られた。
    また、荒木は社会課題として「こどもの居場所の少なさ」を指摘した。荒木にとって「こどもの居場所」とは、「安全・安心・探究」がある基地であるというイメージを共有した。

    TalkTreeWORKSHOP®のワークショップについて説明している様子。
    井川と一緒に作った木の枝の部分に、色々なテーマから考えた言葉の付箋を貼っていく荒木。
    出来上がったツリーを眺めながら、企画についてアイデアを具体化していった。
    「社会の中での役割」について記入する白い付箋には、「地域を巻き込んでいく」「新しい気づき・関係性」などの言葉が書かれた。

    今回のワークショップでは、今後の活動の具体的な展開についても意見を交換した。「自分らしさを体感し、表現する作曲」「協働で行う楽譜作り」などのアイデアが出て、プロジェクトを通して「自分をきちんと知るきっかけづくり」「自分らしさを他者に伝える」という目標が明確になった。

    ※ TalkTreeWORKSHOP®は、組織や人を1本の木に見立て、自分たちの活動が誰のために、何のためにあるかについて考え、積極的なコミュニケーションを促すことを目的としたもの。Talk Treeを考案した加藤未礼がファシリテーターを務め、今年度のプログラム参画施設・団体でそれぞれ実施している。